鍼灸師からのご挨拶

創業者の想い

皆さん初めまして、はり・きゅうlaugh代表の小縣一輝と申します
ここでは私がはり・きゅうlaughを作った経緯を簡潔に書かせて頂きます
以前、私も鍼灸師として、3年間ですが会社員をしていました
21歳、右も左も分からない、意欲だけはある無知な若手鍼灸師でした
私が勤めた治療院は都内の路面店と神奈川の温浴施設にテナントを構えており、美容鍼灸を軸にした自費の鍼灸院だったのです

沢山の患者さんに鍼灸治療を提供して、立派な鍼灸師になるんだという熱い気持を胸に持ち、いざ現場に出てみると実際には期待とは違う現実が待っていました
温浴施設内の院には隣接して、大手のリラクゼーション店舗やエステやタイ古式の店舗などが並んでおり、多くの方が鍼灸院を素通りして笑顔でリラクゼーションの店舗に入っていき、最初のうちはそんな光景が殆どでした、無知で未熟な私はこんなにも鍼灸って求められていないんだということそこで初めて実感し、大変なショックを受けました
チラシを配っても「針ってなんか怖いし、痛そうだよね」「本当に効くの❔」「マッサージの方が気持ち良いから好きなんだよね」と言って、敬遠されることも多かったのです

ただ一方で、針を受けて感動して頂く方の声も多かったことが、私の救いでした。
幸運なことに常連さんが沢山付いて鍼灸を沢山経験できる職場についたのですが、身体の治療には正直自信がありませんでした
偉大な先生方の本を読み、古典を読み、疑問が出てきて職場にいる先輩方に聞いても答えてくれる方はいませんでした

運がいいのか、悪いのか研修も少なく現場に立たせて頂き、患者さんには沢山入れたものの
私は誇りを持って自分の治療が出来ていたかというと、正直にいうと誇りまでは持てませんでした。
勿論、私の勉強不足もありますし、無知で本物の鍼灸師さんに出会えていなかった、出会うための行動が出来ていなかったのもあります

そこで僕はもっと鍼灸師さんが活躍できる場所を、熱い想いをぶつける場所を
現場に出て施術するだけではなく、確かな知識と技術をしっかり学べて
仲間である鍼灸師の先生達が協力しながら、楽しくひたむきに成長する環境を作りたいという思いで「はり・きゅうlaugh」を作りました

弊社ではさまざまな臨床経験があり、知識が豊富な研修の専門の先生も在籍しております
なので、日々の施術で自分1人では解決出来ない疑問、実際の取穴や刺針、お灸の施術を先生が手取り足取り教えてくれます

手前味噌ですが、弊社のように現場で沢山の鍼灸の臨床経験を積めて、なおかつ本当に成長できる研修環境があり、本物の知識や技術を学べる職場は殆どないと思っています
ぜひ、鍼灸師として希望が見出せない、、誇りをもてて仕事が出来ていない、本物の鍼灸師になりたいと想う方は私と未来に向けて話をしましょう
決して簡単な道のりではないですが、鍼灸師1人1人の情熱や患者さんを想う温かい気持ちが、今の日本における鍼灸の環境を変えると信じています